■歯周病について!!
口内には約300種類の細菌が住んでいます。
その中で歯周病の原因となるのは嫌気性グラム陰性菌という種類の細菌です。
空気を嫌う性格の細菌で人間の歯肉の奥深くに潜んでいます。
現在わかっている歯周病菌として嫌気性グラム陰性菌の「ポルフィロモス」 「ジンジバリス」
「フゾバキテリウム」「ヌクレアタム」「ベイヨネラ」「バルビュラ」などがあります。
歯周病は細菌によって歯肉や歯槽骨侵される歯の病気です。
歯周病は若い世代の方には少なく、中高年の方に多く発病します。
なぜ、若い世代の方には少なく、中高年の方に多く発病するかというと歯周病菌は細胞膜そのものに
毒をもっていて、触れただけでも炎症が起きます。
だけども、若い世代の方々は多少歯肉が炎症を起こしても活発な新陳代謝で新しい
細胞が生まれ変わり、傷ついた部分を修復していくのです。
しかし、歳を取れば取るほど細胞の再生能力は低下しますので歳を取るほど修復が
困難になり、修復が出来ない状態が続きます。
それが、徐々に蓄積し歯周病となります。
口内の手入れがよくないと歯周病菌が歯と歯肉の間から血管内へ侵入し様々な
悪い影響を及ぼすことが分かってきました。
歯周病菌は歯の周囲の歯肉や歯槽骨を壊し最終的には抜歯に至ります。
さらに、歯周病菌は血管内へ入り全身を循環し血栓の発生や血管の壁をもろくする
原因の一つに挙げられています。
歯周病は歯の病気、口腔内だけの病気ではありません。血管の病気でもあるわけです
血管は全身のライフラインです歯周病を治療することは全身疾患から自分を守ることになります。


歯周病は、歯を支えている周りの組織(歯肉、歯根膜、歯槽骨)が
歯周病菌によって破壊されていく感染症で、治療をせずに放って
おくと歯が揺れて噛めなくなり、最後には抜けてしまうこともある
こわい病気です。
30歳以上の多くの方々がかかっており、歯を失う原因の約半数が
歯周病と言われています。
歯肉(歯ぐき)と歯の間にはポケットという1mmくらいのすき間が
あります。
歯みがきを怠るとこのポケットにプラークがたまります。
たまったプラークが歯石をつくり、すき間を押し広げていきます。
これを積み重ねることで歯肉が炎症を起こします。
歯肉の炎症を放置しておくと症状はますます悪化していきます。
歯周病はむし歯と違い、痛みなどの自覚症状が出にくく、気付かずに歯科医院に行かないうちに手遅れになってしまうことも少なくありません。
早期発見のためにも定期健診に行きましょう。



●歯肉炎
歯肉(歯ぐき)が赤く腫れ上がり、歯を磨いたりリンゴなどをかじったりすると出血します。
この段階ではていねいな歯みがきや歯科医院での処置で元の健康な状態に戻すことも可能です。
●歯周炎
ポケット(歯肉と歯の間のすき間)が広くなり、そこから出血したり膿が出たりして口臭を感じる場合があります。
ポケットでの炎症が慢性化し、歯根膜、歯槽骨が先端部より溶けてきます。
このころは口臭もあり歯が浮いた感じがします。強くかむと痛みを伴い、歯がぐらついてきます。
歯周炎で破壊された歯槽骨や歯肉を元通りにすることはできませんが、進行を止めたり進行の速度を緩やかにすることはできます。
●歯が抜ける
歯根を支えている歯槽骨がほとんど溶けてしまいます。歯根が露出し、歯のぐらつきがひどくなり、最後には抜けてしまいます。


■歯周病の自己チェック
歯ぐきの状態で症状がわかります。
★中度の歯周病の場合
・歯をみがくときやリンゴをかじると血が出る。
・朝起きたとき、口が粘ったり、妙な味がする。
★重度の歯周病の場合
・歯ぐきがはれてブヨブヨになる。
・歯ぐきを指で押すと血ウミがでる。
・歯がうき、硬いものがかめない。
・歯ぐきからウミが流れ出る。
・まわりから口臭がひどいといわれる。
あてはまる項目が多い方は、お早めに歯医者さんにご相談ください。








